「固定電話」は、「加入電話」、あるいは「黒電話」とか「家電話」などとも呼ばれています。
携帯電話が普及した昨今ですが、「固定電話」の需要は依然として根強いものがあります。
ローンの申し込みなどでも携帯ではなく、「固定電話」の届出が必要だったり、また、地方では同じ局番の下の四桁が「内線番号」の如く知れ渡っていて、お年寄りなどの間では通信手段として今でも大変に重宝されています。
NTT の「ひかり電話」は、「フレッツ光」と組み合わせることで、電話の固定費とインターネットの固定費を足した額よりも安くなるということで急速に広まりました。
3 分で 8.4円
(税込)
で全国一律に「固定電話」へ掛けられるということは、画期的です。
従来の「加入電話」の番号をそのまま引き継げるということも、大きなメリットです。
「ひかり電話」の導入は基本プランの料金が 525円
(税込)
で、「フレッツ光」と組み合わせると随分安くなります。
ただ、欠点はいくつかあります。停電など、電気が使えなくなると、通話もできなくなります。
また、携帯電話で結講普通に普及している「転送サービス」や「留守番電話サービス」が付いていません。
「転送サービス」は、お店の電話を営業時間外は自宅へ「転送」するとか、携帯へ「転送」するなどなど、結講需要があり、NTTでは、「
ボイスワープ
」というサービスを提供しています。
実は、この「ボイスワープ」は、NTTの大きな収益源となっていることは間違いありません。
この「ボイスワープ」、転送料金は「ひかり電話」の料金が適用されるわけでなく、従来の「加入電話」のプランが適応されます。
これは距離によって料金がかかる「距離別課金」というものです。
そうです、いわゆる
「長距離電話」
というヤツです。
http://web116.jp/phone/fare/index.html
普通の「加入電話」の料金で、「
区域外通話料金
」というのが、それに当たります。
例えば、60km を越える距離の「固定電話」へ掛けると、昼間(午前8時~午後7時)だと、10円でかけられる秒数が 45秒となります。
1分あたり 13.3円となります。
もっと凄いことは、携帯への「転送」料金!
例えば、ソフトバンクの携帯へ NTTの「固定電話」から掛ける場合、平日8時から19:00までが、10.5円で話せる秒数が 15秒です。
つまり、分あたりに換算すると、42円/分となります。この料金が「転送」時に「転送」した人に課せられます。
http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/shared/lm.html
au携帯へ NTTの「固定電話」から掛ける場合は、新潟から東京へ「転送」すると、それらは隣接県扱いで、平日昼間で 10.5円(税込)で 20秒です。
つまり、31.5円/分、となります。この料金が「転送」時に「転送」した人に課せられます。
https://www.kddi.com/phone/charge/
「ボイスワープ」は、「転送」番号として、0036 (事業者識別番号)を付けて設定できないので、上記の 42円/分を払わないといけなくなります。
http://www.isdn-info.co.jp/voice/voice-3.html
「ボイスワープ」を避けて、より安い料金で「転送」するには、
FMC System「Rhodium
(ロジウム)
」での内線化
を考えるしかありません。
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参考:「固定電話」の今後について
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